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高島 マキコ

コンセプト

哲学・民俗学的なアプローチから音・光・空気といった自然現象のエネルギーの可視化、テクノロジーとアイデンティティ・身体の関係性をテーマにインスタレーション・立体・映像など様々なメディアで表現する。舞台のような瞬間の緊張感を喚起する光と色彩は、鑑賞者自身と周囲の映し出される姿を通じて、社会的変容や適応の演技性を象徴しています。社会学者アーヴィング・ゴフマンの「社会的演技性」の理論に影響を受け、日常生活の中で場面や状況に応じて変わる役割の変移や矛盾を、光の遊びや反射の変わりゆく様子で表現しています。この作品は、環境や時間、そして観る者の存在に応じて変わる像を介して、私たちの社会的な振る舞いやその本質を照らし出す媒体となっています。

​プロフィール

プロダンサーとしての経歴を持ち、身体と空間の関わりを探究するために渡英。ロンドン芸術大学セントラル・セント・マーチンズで舞台芸術を学び、ロンドン大学ゴールドスミス・カレッジで哲学を修め、ロイヤルカレッジ・オブ・アートの情報体験デザイン修士を首席卒。ロンドンバタシー公園にて野外パブリック彫刻を設置。 Victoria and Albert Museumを始め、日本とイギリスを拠点に世界各地でパフォーマーとしても活動。

https://www.makikotakashima.com/

https://www.instagram.com/makiart.studio/

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